東京が見いだした新しく、脆い「普通」~FT紙(4/5)
ファイナンシャルタイムズ紙の記者が報じる“東京”
これらの事象を、分類すると、どうなるだろうか?
1)本当は必要だができないこと。
2)実は不要であり、無くてもよいこと。
3)新しい事象で今後も続けていくべきこと。
今後の首都圏都市のあり方を描く、手がかりを得る…ヒントは色々とある。
東京が見いだした新しく、脆い「普通」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5798
2011年04月05日(Tue) Financial Times
■消えた明かり
普段は大量の照明でまばゆいばかりに輝いている大都会・東京が、夜には薄暗がりに覆われ、新宿や銀座の有名な「ネオンの森」が消されている。
■にわか独身族シンドローム
東京のオフィスに勤める外国人社員たち。災害が発生しても自分は残り、妻や子供だけを東京より西の地方や日本国外に行かせた人が少なくないのだ。
■東京を避けるフライト
東京の空港に降り立つのを国際線の乗務員が嫌がっているため、東京発着便の一部が大阪や名古屋の空港を使うようになっている。
■学校も閉鎖
東京のインターナショナル・スクールは「バーチャル授業」をオンラインで提供するという異例の措置。
■モバイル
一部の企業は早々にバーチャル・プライベート・ネットワーク(VPN)を立ち上げた。
ツイッターでは、訪問者の数が3月7~13日の1週間だけで33%増加して750万人に、その後も急増。
■新しい静けさ
立候補者たちは大音量のスピーカーを捨て、真剣な演説を交えた「静かな選挙戦」を展開。
■食べ物を巡る不安
放射能汚染に対する恐怖心は外食産業や食品業界を直撃、魚介類の販売は特に大きなダメージ。
■「ソビエト式」のスーパーマーケット
一部のスーパーでは生鮮食品や基本的な生活用品の一部が棚にないという、冷戦時代の東欧の小売店に似た状況。
■ホステスのいないバー
東京のサービス・小売業界では従業員のレイオフが、タクシー乗り場には空車がずらりと並ぶ。
■消えた楽しみ
各種の会議やコンサート、フェスティバルも軒並み中止されている。
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