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2012年3月

2012年3月30日 (金)

横浜市の大都市制度、区を基礎自治体へ、経済効果5兆円、県職員千人規模削減可~諮問機関の提言

「カナロコ」によれば、
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1203290047/

横浜市が県から権限と税財源の委譲を受け、特別自治市として神奈川県から独立し、区選出の市議による区議会の設置や区長公選などで地域主権を強化した場合、

1)経済効果は約5兆円
2)二重行政の解消で県職員1200人を削減

『コメント』

特筆すべきは、
区を基礎自治体にして区長公選、区議会設置に方向変換したことである。中田前市長のもとでは、効率を重視して独立した区は設置せず、370万人の基礎自治体を維持する考え方であった。

これを変更させたのは、おそらく橋下徹・大阪市長の「大阪都構想」である。都構想を古いとして批判する林・横浜市長に対して、横浜市の特別自治市構想は基本的に大阪都構想と同じ発想と支持し、しかし、区の独立は必須と答えた。

以降、林氏は「都構想」に何も言わなくなった。

再度「カナロコ」

横浜市長の諮問機関「大都市自治研究会」(座長・辻琢也一橋大学大学院教授)は29日、第1次提言をまとめた。市は提言を踏まえ、2012年中に「横浜版特別自治市大綱」を作成する。

「大阪都」構想が脚光を浴びる中、横浜独自の大都市像を具体化していく。
住民自治の観点では、横浜市内の県議はなくなる一方、区選出の市議による区議会の設置や区長公選などで地域主権を強化する。

         

2012年3月29日 (木)

神奈川県の事業仕分けに必要なことは“充実”の判断~削られた予算の中で本当は必要な内容を県民視線で探し出す

今年度も神奈川県では、県民を仕分け人にした「事業仕分け」を7月に実施する。基本的な考え方はどこの地方自治体でも変わりないと思うが、その自治体の具体的な状況と課題はそれぞれ異なる。

選択と集中を徹底した来年度県予算は1兆8千億円弱、一方、財政状況は悪化して県債3兆5千億円強、後世へのツケは増え

“義務的経費は賄えない事態に!”

と県は発行した資料の中で叫ぶ。取りようによっては責任回避の言葉とも受け取れる。

現在の現役・若者・子供世代への負担は年を追って増大する中、ゆりがごから墓場までの施策を公平性の視点から展開できるのか?
それでも太陽光発電等12テーマもの神奈川モデルを集中展開、選択で削られた中に、本当に必要なものはなかったか?素朴な疑問も湧く。

一方、昨年度79事業評価では、充実4、廃止3、

充実は真に必要との質的な指摘であり、廃止を上回る処に県民の予算に対する厳しい問題意識が示されている。

以上が今年度評価の前提となる枠組とすれば、事業評価の考え方として次の二点がより一層求められる。

1)行政的ムダと共に、シーリング等による義務的経費等の削減が事業目的の達成を阻害していないか、両面からのチェックが必要。
2)民間でできることは委譲、地域活用を含めた基礎自治体への移管、の二点を更に積極的に考える。

また、単一の事業を評価するにしても、関連する事業を知る必要もある。更に、事業評価を数値評価だけにせず、社会への波及効果、インパクト等からの検証も必要ではないか。

上記の考えから、事業評価で求められる県民目線には、身近なことへの配慮と共に、世代、職業等の違いを踏まえて想像力を働かせることも含まれる。

目線の設定では、総合計画等の全体像の理解をベースに、具体的テーマが決まった後の研究が一層重要である。事前の調査、質問等によって視野を広げつつ、テーマに関して自らの課題意識を形成しておくことは短い時間での質疑・意見交換・判定のプロセスでは必須である。

以上の考え方とアプローチにより、県民目線を働かせることが必要であろう。

       

2012年3月28日 (水)

議会主催・住民との対話の場 350自治体で実施~全国自治体の運営に関する実態調査2012

市民と議員の条例づくり交流会議
2012/3/25 @法政大学市ヶ谷キャンパス

前の報告
http://katarukai22.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-7766.html

「溝の口駅」から田園都市線ー地下鉄半蔵門線へと直通し、「九段下駅」で下車した。市ヶ谷駅、飯田橋駅からは少し離れて、距離もあるが、散歩コースとして丁度良い。

靖国神社に入り、参拝してから脇の門から抜けて早稲田通りに出ると、法政大学は目の前、但し、大学キャンパス、ここからも会議場への距離はある。12時ごろに駅についてみると、何だか混んでいて、はかま姿の若き女性の列、交通整理の方もいてハンドマイクで案内をしている。武道館での○○大学の卒業式なのだ。

「全国自治体の運営に関する実態調査2012」

調査結果速報が開示された。

議会主催・住民との対話の場 350自治体で実施

実施する自治体が急速に増えている。それと共に開催方法・内容に工夫も必要なかとが判ってきた。無作為抽出もあり得る。

川崎市の関連では以下に示した市町村で開催された。神奈川県では「町」が踏ん張っているのが判る。

政令市   静岡市、北九州市
神奈川県 横須賀市、茅ヶ崎市、秦野市、
       葉山町、大磯町、二宮町、大井町、開成町、湯河原町 

          

2012年3月27日 (火)

市バスの運行ミスは「半減」ですか?来年度20件の発生は我慢?~市民目線から交通局へ

川崎市バス 運行ミス、まず半減目指す (タウンニュース 3/23号)
http://www.townnews.co.jp/0206/2012/03/23/139438.html

川崎市交通局「バス運行管理に係る改善委員会」の検証・答申

川崎市バスの運行ミスは、
2010年度 72件
2011年度 39件(3月7日現在)→うち、経路誤り36件

コメント…来年度は撲滅ではないだろうか。

       

2012年3月26日 (月)

主権者たる市民の“本人意識”を強調~廣瀬教授「市民と議員の条例づくり交流会議」

市民と議員の条例づくり交流会議総会@法政大学市ヶ谷キャンパスに参加中。午後はワークショップ「もっと知りたい!語りたい!市民と議会のつなぎ方・つながり方」開催。
東村山市の佐藤議員がツイッターで報告している。全体は以下を参照して下さい。http://mobile.twitter.com/sato_masataka

ここでは、廣瀬教授が最後の総括として主権者たる市民の“本人意識”を強調された部分を引用させて頂く。

会派政治の弊害に苦しむ議会も多い。手の内を明かしたら難しくなったという事例も。議会改革という言葉は議会関係者には定着したが、議会という概念と改革という概念が市民にはつながらない。

市民は本人なのだが本人意識が希薄なため、代表機関である議会が楽をしてきた現実がある。本人意識を持つ市民が増えることが本当に大事。それを持ってもらえるための働きかけや揺さぶりを。定数が大きいところほど、投票に来ていない人の割合は大きい。支持者を固めているから大丈夫という議員が危機感を抱く状況が生まれた時、大きく動き出すのではないか。

「任せ切りの市民」が変わらないと、変わらない。議会改革は市民と議会の関係の改革にほかならないのだから。それぞれに新たなアクションにトライして、夏の交流会議に持ち寄りましょう。

      以上

2012年3月23日 (金)

神奈川県に「新人地方議員会議」、所属の議会は息苦しい?

1年生に“活”、横浜市議ら中心に「新人地方議員会議」発足へ/神奈川
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1203230010/

制度の壁、先例主義の壁、会派の壁、与党意識の壁、当選回数の壁、危機意識欠如の壁……自らを取り巻く壁に息苦しさを感じるのか?

新人議員の横断的な会議が発足した。単なる勉強会ではなくて、それぞれが議会改革を実践できるような、集まりにして頂きたい。

     

2012年3月22日 (木)

「川崎市議会を語る会メールニュース」第11-10号

 「川崎市議会を語る会メールニュース」第11-10号

 【1】議会改革検討協議会の進捗~16項目の一つが決着
    *正式には「議会運営検討協議会」
 【2】来年度予算、市長施政方針~3月定例会
 【3】大都市制度~地方制度調査会
 
【1】議会改革検討協議会の進捗~16項目の一つが決着
 http://www.city.kawasaki.jp/council/kyougikai/kyougikai.html
1)概要
 ・市民に身近な議会、開かれた議会を目指す
 ・議会改革の論議は1/27から再スタート、第4回(3/21)まで
 ・テーマ「16項目」設定、選挙での議会改革の公約は次のターゲット
 ・協議会のミッション…議運委(検討課題決定)への答申

2)検討課題…前期申送分「16項目」を継続
 *検討済  (1項目)
  ・自治法180条に基づく市長専決事項への追加…市営住宅家賃に関する訴訟等
 *検討先送り(1項目)
  ・会期の見直し…他の項目と関連するため再度の議論必要
 *検討中  (2項目)
  ・予算委の常設化
  ・請願・陳情の審査等の取扱い
 *未検討 (12項目)
  ・委員会傍聴の原則自由化
  ・請願・陳情提出者の意見陳述
  ・委員会開催の曜日及び日数
  ・代表質問及び一般質問のあり方
  ・代表質問での一問一答方式の導入
  ・代表質問等での対面による質疑
  ・市長の決算委への出席
  ・区長の一般質問等への出席
  ・質問経過時間等の表示
  ・質問での努力目標時間のあり方
  ・会議時間のあり方
  ・議案の提出方法

当会コメント
 議会改革というよりは、運営・形式面の問題が多い。開かれた議会に直接関係するのは、「委員会傍聴の原則自由化」「請願・陳情提出者の意見陳述」である。出来るだけ早く解を提起し、次のステップへ進むことが必要である。

関連ブログ http://katarukai22.cocolog-nifty.com/blog/
 2012年3月16日(金) 
 2012年3月15日(木)
 2012年3月14日(水) 
 2012年3月 1日(木) 

【2】来年度予算、市長施政方針~3月定例会

1)概要
 予算命名 安定フライト 環境変化対応  斬新工夫  課題克服努力
       21年度   22年度   23年度   24年度
 総予算  13,173 12,346 13,243 12,674 (億円)
 一般会計  5,816  6,116  6,180  5,956 (億円)

 収入(金額)21年度   22年度   23年度   24年度
 市民税   1,397  1,201  1,260  1,289 (億円)
 PB      180     10      0      0 (億円)

 支出(比率)21年度   22年度   23年度   24年度 対一般会計
 扶助費   16.7   20.8   22.9   23.6  (%)
 単独投資  11.3    8.5    7.3    6.5  (%)

当会コメント
 予算命名から判るように、「安定フライト」はリーマンショック以降の経済・社会環境への「対応」に苦労し、来年度は改めて「課題克服」に取り組むことになる。この厳しさは全国的なものであろう。
 収入は、21年度レベルまでの市民税回復は期待できず、プライマリーバランス(PB)も減債基金の繰入があって、ゼロを維持する。一方、支出は扶助費の対予算比率は3年間で7%増加、これが投資的経費に反映し、60%程度まで落ち込んでいる。
 ネット録画から聴き得た議会各会派の代表質問は低調である。世界的不況とグローバリゼーションの波を肌で感じているのだろうかと疑問を抱かせる、単なる質問の域に止まる内容であった。なお、重点施策については、次号で述べる。

関連ブログ http://katarukai22.cocolog-nifty.com/blog/
 2012年3月13日(火)
 2012年3月12日(月)

【3】大都市制度~地方制度調査会でのプレゼン
 http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/singi/chihou_seido/singi.html 

1)概要
 2月16日、第30次地方制度調査会第7回専門小委員会において、橋下・大阪市長が大阪都構想について、阿部・川崎市長が特別自治市構想について、それぞれ報告した。
 なお、調査会の委員として、林・横浜市長も参加している。

当会コメント
 阿部市長は概要版として10ページであったのに対し、橋下市長は60ページ、「検討の視点」に50ページを割く内容であり、質量共に圧倒的な差を付けていた。
 質とは、大阪都構想には広域自治体としての都の中に、基礎自治体を含み、住民自治を強化しているからである。一方、特別自治市構想では、区役所の権限強化であって、区の基礎自治体化は否定している。

関連ブログ http://katarukai22.cocolog-nifty.com/blog/
 2012年3月 9日(金) 

      以上

     

2012年3月21日 (水)

予算委員会の常設、議会は効果を示せるか~議会改革検討協議会での議論

議会改革検討協議会(正式には議会運営…)を傍聴した。本日のポイントは表題、予算委員会の常設の是非である。議会の立場からの問題は決算・予算の連動、予算策定段階でのぎかいへの報告、予算審議前の検討時間、を含む審議のあり方になる。

当会では、昨年の『市民による市議会白書2011年度版』において、決算時に摘出した課題を決議し、予算時で改善を図ったか否かをチェックすることを提案している。

この場合、事前準備も含めて議会として取り組む必要があるだろう。ともかく、どういう戦略で市政のチェックをするのかを考えなければ、議論は堂々巡りをするだけである。

例えば、意見もでていた予算案提出を前倒しにして議員に検討時間を与える案にしても、検討時間を与えれば、現状よりも格段に優れた質問が出来るのか?これまで、議事録を読んできた経験からすれば、とてもそんなことは言えない。

逆に、行政側に最後の詰めの余裕を少しでも与えたほうが良いかもしれないのである。  

      

2012年3月20日 (火)

川崎市議会議会局「常任委員会・委員長報告」資料をHP上に掲載

これまでは、審議結果と議案書だけであったが、最近、委員長報告の原稿が掲載されるようになり、注目していた。

この3月定例会からは、【委員長報告資料】として議案及び請願・陳情に関し、結果と共に、《主な質疑・答弁等》《意見》判りやすく要約されて全体がまとめられている。快挙!

一例として 「総務委員会報告」 を添付する。
A4版12ページ、議会終了直後の情報開示としては堂々としたものになり、工夫されている。

上記の例だと、議案は11案件(来年度予算案は除く)、審議結果だけのは8件、残り3件は質疑・応答あり、また、意見がしっかり出され、3ページの記載になる。請願・陳情は7案件(うち2件は類似で一括)、8ページと丁寧に記述されている。

さて、これが他の政令指定都市で実施されているのか?神奈川県下の横浜市、相模原市では「審議結果」等であり、まだまだ、川崎市のような工夫はされていない。ここは川崎市議会局の積極性が光る。

なお、ここから拾った話題はこれから記事にしていく。

      

2012年3月19日 (月)

議会改革協議会開催 3月21日 午前10時

議会改革協議会開催 3月21日 午前10時

多くの方の傍聴を期待しています。

     

2012年3月16日 (金)

追加課題の集約を提案、開かれた議会の核心へ向かうか~織田委員(民主党)

議会改革の本筋は「開かれた議会」である。これは、大島議長が幾度となく強調している。しかし、具体案になると乏しいのが現実!

民主党の議会改革に関する選挙公約は盛りだくさんである。その中でも注目は以下の2項目。

 1.各区選出議員会議を正式の会議へ
 2.積極的な議会報告の実施

「2」は、昨日のエントリで紹介した公明党「出前議会」と同じであり、「開かれた議会」の最大のポイントになる。
「1」は、住民に身近とは言い難い140万人政令指定都市への対応の第一歩の施策である。

一方、今回の16項目では「開かれた議会」に直接関係するのは、わずかに以下の2項目である。

「14請願・陳情提出者の意見陳述」
「3委員会傍聴の原則自由化」

残りの14項目は議会内の運営に関することだ。更に、私見によれば、
以下の6項目は議会改革ななろうが、更にその下の8項目は単なる運用に過ぎない。

9会期の見直し
10予算委の常設化
5代表質問・一般質問のあり方
13市長の専決処分事項の見直し
11委員会開催の曜日及び日数
6代表質問での一問一答の導入

1市長の決算委への出席
2区長の一般質問等への出席
4質問経過時間等の表示
7質問での努力目標時間のあり方
8代表質問等、対面質疑
15会議時間のあり方
16議案の提出方法
12請願・陳情の審査等の取扱い

そこで、織田委員(民主党)の発言「追加すべき課題を集約」は大きな意義がある。

○織田委員(民主党)
 どんどん協議を進めるべきだという思いもあり、先ほども発言したように、 この16項目以外に、議員各位の問題意識によって更に追加すべき課題があれば、できるだけ早くそれを集約する機会を作っていただければなと思うが。

○石田(康)座長(自民党)
 基本的に、議運から16項目を協議してほしいという依頼があって、この協議会が進められている。

○花輪議運副委員長(公明党)
 基本的には、まずこの16項目を協議して頂き、その議論の中で関連する項目が出てくれば、また議運にあげて頂くこともあるが、まずこの16項目でスタートする。

新規項目は「議運」が決定する決まりである。但し、この協議会のメンバーが旗振り役を務めることは可能であり、おおいに期待するところだ。

       

2012年3月15日 (木)

意欲的!週1回の開催を提案、選挙公約を実現へ~議会改革検討協議会・浜田議員(公明党)

この協議会を推進していくことに熱意を見せているのは公明党である。
昨年4月の統一地方選挙において、議会改革の選挙公約として次の2点をポイントとした。

   1.議会改革委員会を設置
   2.出前議会の開催

議会改革委員会は変形であるが、始まった。そこで、注目すべき発言は浜田議員(公明党)から発せられた。週1回の開催を提案したのだ。

○石田(康)座長(自民党)
 1カ月に1回は最低限必要と考えている。

○浜田委員(公明党)
 日程的に開催が困難なときもあると思うが、議長のあいさつでも精力的にということであるので、月に1回ではいかがなものかと思う。

○織田委員(民主党)
 もう少し開催してはいかがか。

○尾作委員(自民党)
 検討に期限がないとはいえ、いつまでも議論が終わらないことはいいとは思わない。カテゴリーごとに検討していくことは良いが、月1回ではなく必要に応じて月2回でも開催して良いと思う。
 議会閉会直後を除くと水・金は常任委員会で来ているので、その日の午後に開催することが良いのではないか。

○浜田委員(公明党)
 会議の回数について、月に1回ないし4回程度開催していくのが良いと思っている。

○石田(康)座長(自民党)
 初めての会であり、当面は手探りの状況で進んでいくので、御理解いただきたい。

議題に上がった以下の16項目を審議するためには、月1回では2年は掛かりそうである。他の委員も積極的な発言があり、結果が注目されたが、石田座長が慎重な姿勢を示したため玉虫色になったのは残念である。

検討課題は前期の申送り分「16項目」を継続(議運委が決定)

 9会期の見直し        13市長の専決処分事項の見直し
 3委員会傍聴の原則自由化   14請願・陳情提出者の意見陳述
 10予算委の常設化       11委員会開催の曜日及び日数
 1市長の決算委への出席    2区長の一般質問等への出席
 4質問経過時間等の表示    5代表質問・一般質問のあり方
 6代表質問での一問一答の導入 7質問での努力目標時間のあり方
 8代表質問等、対面質疑    15会議時間のあり方
 16議案の提出方法       12請願・陳情の審査等の取扱い

          

2012年3月14日 (水)

「摘録」作成に関する議員間討論~川崎市議会・議会改革協議会

先に、「川崎市議会・議会改革検討協議会で“議員間討論”が始まる!」をエントリした。具体的中身が「摘録」で公表されたので紹介する。
http://katarukai22.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-05ff.html

今後の協議会の運営に関する協議のなかで「議事録」の作成方法が協議され、その結果、発言者を明記し、摘録を作成すること、及び事前に委員に発言内容を確認することが決定された。摘録に主な意見が掲載されている。

意見の対立するものではないから、収束へ向けての議論である。

○井口委員(共産党)
摘録といっても、その内容には幅があり、どこまで省略し、どこまで書くのかいろいろな方法があると思う。一般傍聴を許可しており、名前を書かなかったり、内容をまとめたりする必要があるのかといった点からすると、資料の記載例のような形式にする必要があるのか。ある程度は記載することが良いのではないかと思っている。

○石田(康)座長(自民党)
摘録の内容については、開かれた議会を目指して情報を市民に提供していきたいという気持ちがあるので、摘録とは言いながらも、その内容についてはできるだけ充実した形で作成していくことが望ましいと思っている。名前を載せることについては、議論が必要であるので、各委員の意見を伺いたい。

○尾作委員(自民党)
名前を載せることについて、協議会では意見が分かれたときには両論併記としていくこととなっているが、議運でも議会改革の議論が進まなかった一つの原因に、全会一致による決定があるといったことを踏まえると、協議会ではどうして意見がまとまらなかったか、その理由を、発言者名を明らかにして市民に公表したほうが良いのではないかと思う。

○浜田委員(公明党)
複数の委員から同様な意見があった場合に、摘録であればそれを一つにまとめることができるが、名前を載せることとすると、細かなニュアンスの違いから、まとめることができず、発言のほぼ全部を載せることになり、ボリュームがふえていってしまうと思われる。同じ意見が記録として集約されれば、ほぼ同じ意見であったということが明確になり分かりやすいと思うので、名前を載せないということも一つの考え方であり、こだわりはないが、名前がなくてもまとめることができるので良いと思う。

○月本委員(みんなの党)
一般傍聴の方がいる状況でもあり、議会として議論の経緯を公開していくことが必要であると思う。議事録となると手間がかかってしまうと思うが、摘録の中で発言者の名前も記載をしていくことが良いと思う。

○織田委員(民主党)
摘録であればあえて氏名は出さなくて良いが、開かれた場で行われており、また、同じ意見であってもニュアンスの違いがあるので、名前を出すのであれば、摘録ではなく議事録にすべきと思う。

○尾作委員(自民党)
結論を出すのであれば摘録でいいと思うが、出さないのであれば、名前を出すことにより、なぜ議会改革が進まないのかということに関して市民判断の材料の一つになると思う。

○井口委員(共産党)
摘録でいいと思うが、議運への報告を詳細に行うことを考えると、議論の中身はきちんと書くということが前提となる。その上で、一言一句そのまま書くのではなく、簡便な方法で作成し公開するといった意味での摘録と考えるのが良いと思うし、名前も書くことにするのが良いと思う。

○浜田委員(公明党)
記録を公開するスピードの問題もあると思う。議事録よりも摘録のほうが比較的早く作成できると思うが、委員会記録の作成には、それなりの時間がかかっていることを考えると、摘録も議事録に近くなると、作成が遅くなってしまう。早く公開できることも重視すべきと思うので、議事録ではなくて摘録が良いのではないかと思う。

○織田委員(民主党)
公表する前に発言内容を確認できるのであれば、摘録で名前を出すことで構わない。

        

2012年3月13日 (火)

市民税は回復せず基金繰入で凌ぎ、扶助費は1.5倍、単独事業費は半分~川崎市予算比較、21年度と24年度

予算に関する長期的視点での全体像を阿部市長の予算命名から考察したのが、昨日のエントリであった。ここでは、年度間での数値比較から基本的な厳しさを抽出する。

予算額については国からの補助金等で揺れ動くので、ここでは保留する。収入において、市民税が22年度に大幅落ち込みを示し、その後、回復の兆しを見せているが、1,400億円までの上昇は無理のようである。
21年度のゼロへもってきた減殺基金からの繰入は、24年度も100億円弱である。市債は700億円程度で公債費とのプライマリバランスは21年度の180億円黒字からようやくゼロを保たせた。しかし、これも減債基金からの繰入で形式を整えているだけである。本来は、市債から出ることになる。

一方、支出では扶助費の増加と単独事業費の減少が際立った対照を示す。扶助費は高齢化と共に更に上昇するであろう。

川崎市 平成24年度予算(年度比較)
 
 予算命名 安定フライト 環境変化 斬新工夫 課題克服
 億 円   21年度  22年度  23年度  24年度
 総予算  13,173 12,346 13,243 12,674
 一般会計  5,816  6,116  6,180  5,956

 収入(億円)21年度  22年度  23年度  24年度
 市民税   1,397  1,201  1,260  1,289
 減債基金      0    150    108     95
 市債       766    714    766    714
(PB        180     10      0      0)

 支出(%) 21年度  22年度  23年度  24年度 
 (対一般会計)
 扶助費    16.7   20.8   22.9  23.6
 (義務的経費)  
 単独事業費 11.3   8.5    7.3    6.5
 (投資的経費)

         

2012年3月12日 (月)

「安定フライト」(H21年度)から「課題克服努力」(H24年度)へ~予算の命名の変遷から阿部・川崎市長の状況認識を読みとる

川崎市平成24年度予算案の報告を忘れていたようだ。

「総額1兆2674億円 一般会計5816億円」の予算案が3月定例議会の予算委員会で審議が済み、最後の本会議を待つばかりである。

予算案に名前をつけるのが、毎年の恒例。聞くところによると、阿部市長が思い入れを込めて決定するそうだ。来年度予算は「課題克服努力」予算と名づけられた。

表題をもう少し詳しく、年次で追ってみると、
21年度 「安定フライト」
22年度 「環境変化対応」
23年度 「斬新工夫」  
24年度 「課題克服努力」

一昨年度から来年度にかけて、「安定フライト」から「課題克服努力」と変遷した処に、政策の企画・実行部隊のリーダーとしての阿部市長の“世界”に対する認識と問題意識を読み取ることができる。

「安定フライト」に示されるように、阿部市長は飛行機イメージでの表現が得意のようである。しかし、21年度以降の3年は、それを封印せざるを得ない処に追い込まれている感がある。一市民にとっても悔しい思いを強く感じるのは、改めて 「環境変化対応」 「斬新工夫」 「課題克服努力」
と並べてみたからだろう。

平成14年7月の「財政危機」宣言から行財政改革プランが始まり、21年度に収支均衡を図るという目標を達成し、「安定フライト」の軌道に載せようとした矢先に、世界的な経済危機が勃発した。

その後、乱気流、視界ゼロのなかで突然の「環境変化」に対応すべく、操縦を続け、少し「斬新工夫」をとり入れたものの、依然として視界は晴れず、迫りくる問題に対し「課題克服」の努力を傾注する以外にない。

取りあえず、軟着陸をしたいが、その場所も方法も見出せない。時間ばかりが経過する。これが、その間の状況なのではないか。こう読み取ることができるし、読み取る以外にない。筆者はそう考える。

ところで、この3月定例議会での会派代表質問は、各会派共に冒頭で24年度予算に対する質問から入った。詳細は議事録が発行されてからであるが、筆者のように「フライト」予算からの変遷を跡づけて、阿部市長の状況認識と施策の考え方を先ずは理解して質問する会派はどこもなかった。

単に、「課題」はいつの予算でもある、「課題」を具体的に例示せよ等、考えなくても出てくる言葉が踊っていた。歴史的経緯を再確認し、予算と状況との関連を理解し、軟着陸から再度のフライトを可能にするような“示唆”を市長に与える議論は、望むべくもないのが川崎市議会の実態なのだろうか。

      

2012年3月10日 (土)

川崎市議会・超党派・議員提案条例プロジェクト~吉沢章子議員のつぶやきから~

これだけからプロジェクトの中身はよくわからない。初耳だから、おそらく、正式な会議ではないだろう。

しかし、これこそ“議会改革”!!

先の統一地方選挙において川崎市自民党は「議員立法による政策条例の制定」を公約として掲げていた。これの実践として位置づけ、市議会をリードしてているとも考えられる。

吉沢章子議員(川崎市議会・自民党多摩区)が以下のつぶやき
(‏ @yoshizawaakiko)

「超党派での議員提案条例プロジェクト2回目の会議。児童虐待について条例化を目指す。2元代表制の地方議会はイデオロギーを超え、超党派で市民の為に出来ることは国より遥かに多い。それが地方議会の醍醐味でもあると感じる。大変な事も多いが向上心のある人と仕事をするのは楽しい。」

       

2012年3月 9日 (金)

橋下大阪市長が阿部川崎市長を圧倒!

去る2月14日、第30次地方制度調査会でのプレゼンテーション資料の話である。

政令指定市のあり方を巡る議論で、
橋下氏「大阪都構想」
阿部氏「特別自治市」(政令指定都市の市長を代表)
をそれぞれ説明した。

橋下氏「大阪にふさわしい大都市制度実現に向けて」
阿部氏「新たな大都市制度の創設に関する指定都市の提案」

橋下氏 資料 61ページ(概念論、具体的データ、ロードマップを含む)
阿部氏 資料 10ページ(概念論のみ)

橋下氏の圧勝、阿部氏の惨敗であることは、ここからよくわかる。

内容については議事録が発行されてから………。   

     

2012年3月 7日 (水)

『民主主義に絶望することはない』~ファイナンシャルタイムズ紙

『民主主義に絶望することはないー権威主義者による模倣は民主主義国への賛辞だ』
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/34699

JBpress03月07日に掲載されたFinancial Timesの論説は、冷静でかつタイミングを得た内容だ。

主体的に浮動し、複眼式の見方を有する英国のジャーナリズムから学ぶべきことは多いと改めて感じる。

       

2012年3月 3日 (土)

揺れるみなとみらい、景観は誰のもの?~横浜市会・伊藤大貴議員

「アゴラ」に横浜市会議員の伊藤大貴氏(みんなの党)の論考が載っていた。

題して「揺れるみなとみらい、景観は誰のもの?」
http://agora-web.jp/archives/1436664.html

横浜市会で質問した様子。ツイッターでも発信している。それを読むと、都市美審議会でかなり厳しい意見が出たとのこと。景観に対するシンボリックな事件になりそう。議論の行方を注目したい。

それにしても「アゴラ」に地方議員が投稿するのは、珍しいし、タイミングも含めて発信できる力量を備えているのは流石と言える。先の統一地方選挙でみんなの党は都市部の各地で勢力を張ることができた。

但し、その後、期待に応えてアクティブに活動している処は、ほとんどないのではないか。少なくても、川崎市議会は既存の議会活動のなかで埋もれている。

横浜市会・みんなの党は更に先陣を切って新たな議会イメージを提供して欲しい。

       

      

2012年3月 1日 (木)

川崎市議会・議会改革検討協議会で“議員間討論”が始まる!

議会改革検討協議会(正式には議会運営検討協議会)が本日開催された。表題を「議会改革」にしたのは、「議会運営」では何のことなのか、理解できないからである。

議会運営委員会があるのだから「議会運営」のことは、議会運営委員会が行うべきだ。しかし、議会運営委員会は原則全会一致で運営しているので、合意に達しない事項が「議会改革」では多い。このため、各会派から委員は出るが、個人的な意見を述べ、できるだけまとめて、議会運営委員会へ答申を出すのがミッションとなる。

何だかおかしいが、ともかく委員会形式での議論が始まったのは良いことである。

本日は、自治法180号に関連して、『市営住宅家賃の滞納対策』に関し、行政側からの説明を聞き、その後“議員間討論”に入った。内容については、次回に報告するが、委員会の雛形になる形をとることができた。

      

  

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