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2012年3月13日 (火)

市民税は回復せず基金繰入で凌ぎ、扶助費は1.5倍、単独事業費は半分~川崎市予算比較、21年度と24年度

予算に関する長期的視点での全体像を阿部市長の予算命名から考察したのが、昨日のエントリであった。ここでは、年度間での数値比較から基本的な厳しさを抽出する。

予算額については国からの補助金等で揺れ動くので、ここでは保留する。収入において、市民税が22年度に大幅落ち込みを示し、その後、回復の兆しを見せているが、1,400億円までの上昇は無理のようである。
21年度のゼロへもってきた減殺基金からの繰入は、24年度も100億円弱である。市債は700億円程度で公債費とのプライマリバランスは21年度の180億円黒字からようやくゼロを保たせた。しかし、これも減債基金からの繰入で形式を整えているだけである。本来は、市債から出ることになる。

一方、支出では扶助費の増加と単独事業費の減少が際立った対照を示す。扶助費は高齢化と共に更に上昇するであろう。

川崎市 平成24年度予算(年度比較)
 
 予算命名 安定フライト 環境変化 斬新工夫 課題克服
 億 円   21年度  22年度  23年度  24年度
 総予算  13,173 12,346 13,243 12,674
 一般会計  5,816  6,116  6,180  5,956

 収入(億円)21年度  22年度  23年度  24年度
 市民税   1,397  1,201  1,260  1,289
 減債基金      0    150    108     95
 市債       766    714    766    714
(PB        180     10      0      0)

 支出(%) 21年度  22年度  23年度  24年度 
 (対一般会計)
 扶助費    16.7   20.8   22.9  23.6
 (義務的経費)  
 単独事業費 11.3   8.5    7.3    6.5
 (投資的経費)

         

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