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2012年7月28日 (土)

議会基本条例の4類型~住民連携型・法的強化型・理念策定型・八方美人型

これまでいくつかの「議会基本条例」を参考に読んだ。最初に読んだ全国初の「議会基本条例」である北海道栗山町議会のものが、余りにも完成度が高いため、後から続く条例の内容に印象的な処がないのが一番の感想になる。

ところで、もちろん全部を閲覧したわけではないが、内容・形式によっていくつかの類型に分けることができる。

 「1.住民連携型 2.法的強化型 3.理念策定型 4.八方美人型」

栗山町は「住民連携型」である。『討論の広場』『議会報告会』『請願・陳情=政策提案』これらがその柱である。基礎自治体はこれが原型のはずである。

その栗山町に少し遅れて制定された三重県は「法的強化型」である。これは「県」が広域自治体であることと密接に関連する。基礎自治体と比較すれば住民との直接的な接触は薄れるからだ。二元代表制における首長との関係がクローズアップされる所以である。神奈川県も比較的早く制定させたが、三重県をひとまわり程度レベルを下げた内容になっている。

「理念策定型」を逆に言えば、具体的規定が何もない条例になる。かと言って、理念が凄く立派ということはない。例えば、誰も文句は言えないが、何も内容を含まない言葉「開かれた議会」を多用することになる。川崎市はこのタイプになる。

最近、気が付いたのは「八方美人型」である。議会内での調整のため、基本は理念策定型になるが、内容に統一感が欠ける印象を与える。

住民自治の考え方からは「住民連携型」が最良である。住民の関心を背景にして議会の意思決定をおこなうことが首長に対する最大の権限強化になるからだ。       

    

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