フォト
無料ブログはココログ

« 市長記者会見記録は常に「記者に確認」~放射性物質検査に対する市長発言を巡って | トップページ | 野球偏重が依然として目立つ屋外スポーツ施設~請願「野球場を現状維持」の審査 »

2012年10月14日 (日)

給食食材からの放射性物質の検出~6月定例会・議員質問~

定例の記者会見での市長の当たり前の説明が、新聞の書き方で思わぬ展開になり、記者会見記録に戻って、そのミスリードを確認したのがこれまでの経緯である。

『市長記者会見記録は常に「記者に確認」~放射性物質検査に対する市長発言を巡って』
http://katarukai22.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-121b.html
『東京新聞は市長の意図を外して市民をミスリード?~セシウム検出食材 給食使用~』
http://katarukai22.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-7895.html

ところで「議会がきちんと考えなければいけない」との指摘もあったので、今度は川崎市議会の名誉のために書いておく。勿論、特に問題ないことを確認しただけなので、ブログで書く必要もないとこれまで思っていたのであるが…。

遡って、6月定例会になる。議員質問において添田勝議員(民主党、宮前区選出)が「学校給食の冷凍ミカン」から9.1ベクレル/kgのセシウムが検出されたことについて質問した。食品衛生法における一般食品の放射性セシウムの基準値100ベクレル/kg以下であるため、川崎市は給食に提供することに決めた。一方、横浜市、鎌倉市は提供しないことにし、自治体で対応が分かれた。添田議員は市の考え方に賛同し、一方、情報の提供の仕方について課題があると指摘した。以下、質疑の結果をまとめて示す。

1)放射線物質の検出結果
  3.8ベクレル/kg(放射性セシウム134)
  5.3ベクレル/kg(放射性セシウム137)
  9.1ベクレル/kg(合計)
 100ベクレル/kg (食品衛生法での基準値)

 注1:9.1ベクレル/Kgを単位変換 0.000008ミリシーベルト/80グラム(1個))
 注2:冷凍ミカンを含めた調理済み給食を丸ごと検査→検出限界値以下

2)生活環境の中での放射線被曝量
  放射線量    1.5ミリシーベルト/年間(平均値)
  食物から摂取 0.4ミリシーベルト/年間
        (0.000300ミリシーベルト/1食)
        (0.000008ミリシーベルト/冷凍ミカン1個)
  普通に呼吸  0.4ミリシーベルト/年間
  地表、地面   0.4ミリシーベルト/年間
  宇宙線      0.3ミリシーベルト/年間
 注1:医療線量 2.3ミリシーベルト/年間

添田議員は1)に示すように、基準値以下であるので問題ないとしながら、生活環境の中で用いる単位が2)に示すように、ミリシーベルトのため、それも合わせてPRすべきであるとのべた。2)に示すように「0.000008ミリシーベルト/冷凍ミカン1個」であり、通常の食物から摂取値平均「0.000300ミリシーベルト/1食」と比較しても圧倒的に小さいことは良くわかる。

一方、ゼロがいくつも付く表示は一般的には用いない。では、単位ミリの1/1,000である単位ミクロンを使用して0.008ミクロンシーベルトと表現して良いか?これも覚えれば良いが、そうでないと、ミリとミクロンのどっちが大きい?ということにもなる。

ともあれ、丁寧に説明する以外にないであろう。

         

« 市長記者会見記録は常に「記者に確認」~放射性物質検査に対する市長発言を巡って | トップページ | 野球偏重が依然として目立つ屋外スポーツ施設~請願「野球場を現状維持」の審査 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1363842/47451588

この記事へのトラックバック一覧です: 給食食材からの放射性物質の検出~6月定例会・議員質問~:

« 市長記者会見記録は常に「記者に確認」~放射性物質検査に対する市長発言を巡って | トップページ | 野球偏重が依然として目立つ屋外スポーツ施設~請願「野球場を現状維持」の審査 »

2015年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

ウェブページ