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2013年7月

2013年7月26日 (金)

自民川崎市議、遂に市長選挙に立つ~大穴は唯一の女性議員

任期満了に伴う川崎市長選(10/27投票)で、自民党の川崎市議2人が候補者として名乗りを上げた(神奈川新聞)。嶋崎嘉夫(48)川崎区、5期と、吉沢章子(49)多摩区、3期の両市議。新聞社の取材に対し共にノーコメントだ。
 http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1307250027/

阿部現市長は自ら提案し、制定した多選自粛条例があるため、おそらく出馬しないだろうと言われている。しかし、筆者は密かにドンデン返しを期待していなくもない。現役4選対強力自民の対決を見たいものだ。

先の横須賀市長選挙において、小泉ジュニアの懸命の肩入れにも拘わらず、自民党候補は現役再選候補に勝てなかった。地方自治体首長選挙では、それほど現役候補は強いのだ。横浜市長選でも林市長、再選出馬へ3党相乗になったが、筆者はこれを“降服的推薦“と呼んでいる。
 http://katarukai22.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-1061.html

昨年、待機児童が大幅に減って、その帰趨は決定した『保育待機児童数、横浜市激減179人、川崎市「県内最多」615人、相模原市244人』(20130613)である。
 http://katarukai22.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-5462.html

その横浜市長選に関連して砂原庸介准教授が『「次の4年間で『ポスト林』を育てるのが市議団の使命だ」この発想は悪くないんじゃないか。期待したいところ』と、横浜市自民党の対応に「呟いた」(20130611)のに対して、筆者は、

『単なる負け惜しみですね、昨年の待機児童大幅減で既に勝負有り、大阪で市議団が市長候補を育てました?行政区の代表で、他区の区民には知られていない存在…川崎市も横浜市の直ぐあとですが、こちらはポスト阿部ですが、低調!市議団の大穴は自民・吉沢章子議員かな?』と返信した(20130611)。

大穴は失礼かも知れない。何しろ、『川崎市議会は毎議会で30分全議員に平等に質問時間がある。やるやらないは本人次第。ある元市議→現県議曰く、川崎市議は実力がつくと。恵まれた機会、活かすのは自分次第。』と威勢良く「呟く」からだ。

筆者は『吉澤さんが活かしていることは良く知っているけど、マンネリ議員が圧倒的に多いよ!』と答えた(20130620)。しかし、吉澤議員が勉強家であることは確かだ。一方、嶋崎議員も政策通として知られている。流石に、マンネリ議員は候補者に立候補しなかったのだ。自民川崎市議での唯一の女性が本命に転化するには、強力な道化役が必要、阿部市長は判っているのだろうか?

 

 

2013年7月13日 (土)

社会システムとしての情報の循環~小平市の住民投票はモデルになるか?

先日の記事で日経新聞の報道姿勢に疑問を提示した。選挙期間、中期的な課題ではなく、世相の上っ面を撫でる様な消費動向をもって、現政権の経済政策を持ち上げる内容であったからだ。それはあくまで一つの結果に過ぎない。

これは如何なる情報を誰が、どの様に開示し、更に重要なことは、それが社会の中を「循環」し、「賞味」され、議論される中で「編集」され、それを基に有権者が判断する社会システムの問題である。

この社会システムは明示的に組織化されるものではない。日ごろの関心と情報取得の方法、その評価・検証を行う個人、あるいは小さなグループ、更にそれらの交流が行われていくうちに、少しずつ積み上げて、作られる見えないネットワークである。政治学の基概概念でいう“制度”である。

このような“情報の循環”があって、始めて政治状況の認識が深まり、それに基づく、相対的に優れた判断が生まれると思う。このような基盤を構成した社会が、電子媒体による瞬時、大量な情報流通の中でも安定した判断ができるだろう。

そこで、具体例として、先の小平市での道路建設に関する住民投票を考えてみる。この案件は、1963年に都市計画決定された都道整備計画のうち、整備を後回しにした小平市内を通る約1.4kmの区間・幅36mの幹線道路について「住民参加により見直す」か「見直しは必要ない」のいずれかを選択する内容だった。

この件はについて、投票総数が有権者の35.1%、規定の50%に未達のため、開票せずの結果になり、それを巡っての「陰謀説」について砂原准教授とツイッター上で意見交換した。また、住民投票条例における意思決定の問題も指摘した。

『投票成立要件と投票結果の効力130604』
http://blog.goo.ne.jp/goalhunter_1948/e/48096278d8f7f957148e4f8b0b8f54a1
『実証研究は「陰謀説」を捉えられるか130603』
http://blog.goo.ne.jp/goalhunter_1948/e/1e0e6ed25fd1e0dd7da8f08280d3f819

しかし、現時点での問題は、最初に戻って、如何なる情報を誰が開示したのかに関する検証を行うことだ。何故なら、多くの一般に市民にとって、具体的に一本の道路ができることに関心を寄せることが難しいからだ。

小平市の人口は14万5千人、直接請求の必要な署名人が3千百人、実際の署名は7千人、投票は5万1千人(35.1%)だ。尤も、その前(4/7)に行われた小平市長選挙の投票率は前回を下回る37.2%であったから、市民の市政に対する関心は、こんなものなのだ。

署名を集める主体となった会(小平都市計画道路に住民の意思を反映させる会)は自らの主張を展開したが、それでも説明会、ビラ配り、ネット情報で、概要を伝えるだけであろう。
 http://jumintohyo.wordpress.com/

それに対して市側は、道路建設の責任は自分たちではないとの立場で、積極的な情報提示はなかったようだ。僅かに、概要と東京都の該当記事(府中所沢線)にリンクを張っただけである。
 http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/kitakita/kodaira328/

そこで問題になるのは小平市議会である。条例審議のための委員会を設置しているのは当然であるが、住民投票を意思決定すると共に市民への情報提供をする任務を設定しなかったのだろうか。
 http://www.city.kodaira.tokyo.jp/gikai/index.html

また、市民の中から、賛否に関わらず、色々な角度からの検討結果をまとめ、争点・論点・課題を市民に対して提示する主体的浮動層としての市民は、出てこなかったのだろうか。例えば、議会ウォッチャーの「政治知りたい・確かめ隊」は市民団体として対応しただろうか。
 http://www.kodaira-net.jp/seijishiritai/

今回の参院選挙からネット解禁になったが、玉石混淆、圧倒的に「石」が多であろう、そのネット情報に晒される中で、私たちは如何なる方法で政治事象を判断するのか?その問いに対して、議会、主体的浮動層の市民の役割は?
この問いの中に現代の市民社会の問題が潜んでいるように思われる。

(同時投稿) ブログ『散歩から探検へ~政治を動かすもの』
http://blog.goo.ne.jp/goalhunter_1948/

 

 

2013年7月 9日 (火)

かながわ議会DIGEST第7号 2013/7/5発行

当会も入っている「開かれた議会をめざす神奈川市民団体連絡会」が定期的に刊行している『かながわ議会DIGEST』(第7号)が発行された(2013/7/5)。

上記団体には、神奈川県下の議会ウォッチャーが任意に集まって、それぞれの活動に関して情報交換している。以下に今回の目次を紹介する。

自治体名 題名

神奈川県  速報!政務調査費返還履行等代位請求事件
寒川町   議員定数変動制のすすめ
二宮町   二宮町の議会報告会
海老名市 海老名の市議会改革状況報告
川崎市   議会改革の陳情に関する議運委・正副委員長との対話
神奈川県  政務調査費交付条例改正に伴い、神奈川県議会に意見書提出
相模原市  陳情を握りつぶす議会とは
葉山町   議会の活性化に期待
横浜市   横浜市の議会基本条例は制定前から最下位決定か?
茅ヶ崎市  議会報告会・意見交換会に参加して
横浜市   「議会、議員の役割とは何でしょうか」

最大のトピックスは速報としてトップに掲げられた県議会政務調査費の返還請求に関する地裁判決である。結果は2億3千万円強の返還命令だ。

また、各地の議会改革に関する状況も良く判る。議会報告会を開催している先進議会、議会基本条例制定でもたついている後進議会、様々だが、全般的に「遅々として進んでいる」(片山前総務相の言葉)のが実情のようだ。

なお、東京都、千葉県、埼玉県の各地においても活発に活動している議会ウォッチャーの団体も多数有り、当会も個別に交流を持っているが、首都圏の交流に発展できれば、と考えている。

 

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