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世界

2012年12月13日 (木)

東京都知事選に対する「金持ちイデオロギー」~政治的説得力はなさそう~

地方自治の視点から「東京」は何と見えるのだろうか?ある日、新宿に忽然として登場した都庁なるものはカフカ流に言えば、現代の “城” だ!
住民に身近な自治体ではなく、国家的規模の政府を、その城がコントロールしているのだ。そして、オリンピック開催、知事選のとき以外はマスメディアの騒ぎはない。
その知事選も投票日を迎える。衆院選挙に押されて、今回は影が薄いが、その挽回を図るべく健筆を振るった人がいる。
藤沢数希氏は某外資系投資銀行勤務で、かつ、著名なブロガーだ。
思い切りの良い以下の提案、都民は眼中になく、当選が確定とマスメディアに伝えられる猪瀬直樹氏に対してであろう。題して、

「金持ちの税金を安くするだけで東京はアジアで圧倒的に一人勝ちできる」
http://agora-web.jp/archives/1506461.html

1)日本の国政は、自民党も、民主党もそれほど変わらない。変わる可能性があるのは世界最大の都市・東京だ。
2)多額の個人資産と高額所得を有する日本の富裕層がシンガポールや香港に移住。理由は税金が高いこと、法人税40%、所得税の最高税率は住民税と合わせて50%。
3)日本の税収が減る、結局、福祉へ回せる金が減る、弱い物へしわ寄せが行く。
4)日本は税金さえふつうにすれば、アジアの中で圧倒的に一人勝ちできるポテンシャルを秘めている。

最初は東京の話だったが、結局、日本の金持ちの税金を下げろ、といっているのだ。
ある種の経済合理性をもっていると筆者は感じるが、それで政治家を説得できるだろうか?とても無理に思える。

これは極端な例(金持ちイデオロギー)だ。しかし、自由主義経済論が世の中に対して(その代弁者を任じる政治家に対して)、十分な説得力を持てない理由が象徴的に表れているようだ。

       

2012年8月27日 (月)

日韓少年サッカーの草の根交流、秦野市~こういう時こそ百倍の意義!

少年サッカーチームの日韓交流は良く聞く話。すばらしいことだ!地域の少年サッカークラブの代表をしているとき、準備の苦労を聞いたものだ。

しかし、政府間でのトラブルがあると中止せざるを得ないという話もよく聞いた。どこかで噂を聞くとそれに右へ倣えする傾向もあるようだ。準備を破棄するのもお互いの連絡から始まって、宿泊施設への断りなど、これも大変なことはよく判る。

それを打ち破って実施できるのは、実績による自信・信頼感があるからだろうし、普段味わえない交流の喜びを感じることが出来るからだろう。

なお、『領土問題における“国家”と“社会”~「戦争」対「人間関係のネットワーク」~』を参照されたい。偶々、土曜日に書いたもの。
http://blog.goo.ne.jp/goalhunter_1948/e/094322e17005c37bbb727b886d3fd8c2

サッカーを通じ絆育む、地元小学生が韓国・坡州のチームと交流/秦野
2012年8月27日
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1208270005/

秦野市と、友好都市の韓国・坡(パ)州(ジュ)市の両市の子どもたちによるサッカー交流試合が26日、秦野市平沢の中央運動公園で行われた。両国間では竹島問題で緊張関係が高まっているが、子どもたちはサッカーを通じて友情や絆を育んだ。

       

2012年7月 4日 (水)

『拷問台に載せられた欧州』に対して地方分権で日本は?

『拷問台に載せられた欧州』、なかなか洒落た題をつけるものだ。これがヨーロッパ的知性なのだろう。言い得て妙だ。日本において消費税アップが決まったが、英エコノミストのような反応はないし、残念ながら引用している人も見当たらない。地方分権もそれを主張する首長連中に本当の実力があるのか>

楽観論を依然として主張する人、その前にやることがあると言う人、これでも財源不足を言う人さまざまだが、巧みで、イメージ豊かに表現する余裕は見当たらない。

拷問台に載せられた欧州 英Economist:2012.07.03(火)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35565

ユーロが欧州の夢を壊しかけている理由

『ユーロ圏の債務危機が長引けば長引くほど、経済的な拷問道具のように見えてくる。 人間の手足を引っ張る中世の拷問台のように、危機は節目を迎えるたびに欧州を引き裂いていく。』

『数十年にわたって、欧州統合は機能し貧しい加盟国は、急ピッチで豊かな加盟国に追いつき始めた。しかし今、ユーロが「収斂マシン」を逆回転させてしまった。』

『南欧諸国の一部は恐慌に陥り、高い金利を支払わなければならない一方で、ドイツは記録的に低い借り入れコストを享受している。』

『しかし、ユーロの信奉者が過小評価していたのは、危機がいかに唐突、かつ激しくユーロ圏に襲いかかるか、ということだった。危機は指導者たちの力を凌駕している。その理由の1つは、危機が欧州の政治をも蝕んでいる点にある。』

『欧州共通のアイデンティティーを生み出すという希望は、次第に大きくなる各国の自己主張や過激な愛国主義に取って代わられた。反移民・反EUを掲げる政党が勢力を強めている。ギリシャでは極左と極右の政党が急速に台頭している。一部のギリシャ人は、ドイツの指導者たちをナチスになぞらえている。多くのドイツ人はギリシャ人を怠惰な詐欺師と思っている。』

『ユーロ圏はそれほど先まで、拷問台の上で生き残っていられるだろうか?もしかしたら、痛みがあまりにも大きすぎて、国民も指導者も統合に救いを求めることになるかもしれない。危ないのは、拷問が続いた場合、欧州統合プロジェクトが先に息を引き取ってしまうことだ。』

          

2012年6月22日 (金)

大都市の指標、「国際会議」の開催件数、横浜市・世界22位、アジア8位

これから『地方自治体大都市』が生き抜いていくうえでの一つの指標になる国際会議の開催件数。住民自治というとどうしても内側に眼が向くが、大都市住民としてグローバリゼーションの中での自治を考える上で、外国居住者、外国観光客、インフラ技術の輸出などと共に国際会議の開催は重要なポイントである。

日本598件 世界第3位 アジア第2位
東京153件    7位     3位
横浜 84件    22位     8位

世界の1位はシンガポール、しかし、これこそ“都市国家”であり日本の都市の見本でもある。  

昨年の「国際会議」の開催件数、横浜市は世界22位 2012年6月21日
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1206200015/

2011年に日本で開催された国際会議の開催件数は世界第3位、アジア第2位だったことが、日本政府観光局(JNTO)の発表で分かった。東日本大震災や福島第1原発事故の影響で、予定されていた多くの国際会議がキャンセルされ、いずれも前年より一つずつ順位を落とした。横浜市はアジア・オセアニアの都市別ランキングで8位。やはり前年から順位を一つ落とした。

UIA(国際団体連合、本部・ブリュッセル)の統計を基に発表した。それによると、11年に日本で開催された国際会議は598件で、過去最多だった10年(741件)から143件減少。世界の国別開催件数はシンガポール、アメリカに次ぐ3位となった。

日本国内の都市に目を転じると、最多は東京の153件。アジア・オセアニアの都市別では3位、世界では7位だった。

国内最大の複合コンベンションセンター「パシフィコ横浜」を抱える横浜市は84件。10年(82件)と比べ微増だったが、北京やバンコクに追い抜かれ、アジア・オセアニアでは8位(世界では22位)だった。

JNTOは、11年について「日本での開催件数は大幅に減少したが、正確な情報発信などに努めた結果、影響は最小限にとどまった」と総括。12年は震災や原発事故による影響はあまりみられず、「10年の水準程度まで回復するのでは」と分析する。

一方で、「この分野における世界の都市間競争は激化している」と強調。「新たにインフラ整備を進めている都市もある。ソフト面、ハード面ともに、時代のニーズに対応していかなければ、勝ち抜くことはできない」と指摘している。

     

2012年5月24日 (木)

友好都市・瀋陽市が環境都市を目指す、川崎市が協力の覚書、実質的な友好関係を更に密へ

川崎市らしい取組、グローバル化への大都市自治体の積極的関与の先進例になるだろう。
地方分権がともすれば、自給自足の村落共同体の再現とも見られかねない、この時期に優れた政策の選択と評価できる。

川崎市、中国・瀋陽市(友好都市)の環境都市推進への協力の覚書
(神奈川新聞 2012年5月24日)
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1205230025/

両市は1981年8月に友好都市提携。環境、産業、文化など幅広い分野で交流活動
中国有数の工業都市、瀋陽市(遼寧省、人口約780万人)の環境先進都市づくり推進へ川崎市として協力

覚書は、
▽環境先進都市づくりに協力
▽川崎市上下水道局と瀋陽水務集団有限公司の友好協力
 水道事業分野では、担当職員を相互派遣
▽川崎環境技術情報センター、公害研究所、公害監視センターと
 瀋陽環境科学研究院、環境監測センターの協力

JFEエンジリニアリング、国立環境研究所などと環境分野の業務提携、
環境教育の共同研究などについて協力促進を確認

友好交流に基づき事業分野でのビジネス協力にも結び付ける。

       

2011年8月31日 (水)

川崎市の10歳のフットボーラーが世界のバルサでチャレンジ

川崎市に住む小学4年生がスペインの強豪FCバルセロナに入団することが決まり、出発。バルサの下部組織は13歳以下の場合、地元の選手しか入団できない。しかし、母親とともにバルセロナに住むことを条件に特例で入団を認められた。

“メッシ”を目指せ 10歳の挑戦
http://www3.nhk.or.jp/news/tokusetsu2011/0830.html

8月の上旬に、すでに、新聞報道があり、NHKが今朝6時のニュースで流し、少しだけ試合の風景が映しだされていた。取り囲みをかわしてのシュートシーンは判断力の優れたプレーを垣間見せ、技術もまた、判断力の高さから向上が図られることを示していた。

バルサは戦術と技術は不可分との先端的思想。
状況認識ー判断ー実行、このなかで通常の練習は実行主体である。

これを判断重視にしたのがバルサの変革である。すなわち、状況認識と実行は不可分なのだ。判断なきプレーは否定される。それに比べれば技術的ミスは向上の余地がある。

ここで、メッシ、シャビ、イニエスタらが育っていった。日本選手が如何に育っていくのか?川崎市のサッカーのあり方にも影響を与えるだろう。

      

2011年2月23日 (水)

世界の若者が反抗的な気分な理由~Financial Times

JBpressが翻訳している英国Financial Timesの考察で興味深い。日本のマスメディアはマクロの視点からのコラム的議論を苦手としているようだ。

世界で少しずつ噴出してきた傾向を広い視野に納めている。以下の順で話は進んでいる。

若者の数は多すぎても少なすぎても問題
エジプトでも英国でも、若者が怒っている
世界で進む人口動態の激変
老人支配の弊害で若者が割を食う英国、若者が投票で勝てるエジプト
高所得国の未来は非常にグレー

世界の若者が反抗的な気分な理由
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5507
2011年02月22日(Tue) Financial Times
(2011年2月19/20日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)

 チュニジアやエジプトでは、若者が高齢の支配者たちに反旗を翻している。英国では、若者が大学授業料の引き上げに反発し、抗議行動を起こしている。彼らに共通するものは一体何だろうか?
 彼らは、影響の出方こそ違うが実は同じ現象に苦しめられている。英国の高等教育担当大臣であるデビッド・ウィレッツ氏が昨年出版した著作で「ピンチ」と形容した状況だ。…

  

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